黄斑浮腫

黄斑浮腫の説明です。
当院では、瞳孔を広げて眼の奥(眼底部)を詳しく診る眼底検査レーザー光凝固術をしております。
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黄斑浮腫とは

網膜の中心となる黄斑部に液状な成分がたまり、浮腫みを起こし視力が低下する病気のことを言います。糖尿病網膜症網膜静脈分閉塞症、その他の原因から視力にとって最も重要な部位である黄斑部に浮腫が生じます。

黄斑浮腫の主な特徴

黄斑浮腫は、いろいろな病気から引き続いて起こることがあります。たとえば、網膜静脈分閉塞症に伴う眼底出血の時、糖尿病網膜症の時、サルコイドーシスやベーチェットなどに伴うぶどう膜炎の時などです。これらの病気で、血管からの水分の漏れが多くなると、網膜の浮腫(むくみ)として、発症するのです。

黄斑浮腫の主な検査方法

●視力検査

眼底検査…眼底の状態を詳しく調べる検査です。目薬で一時的に瞳孔を大きく開いて行います。光をまぶしく感じたり、近くピントが合わず、 手元が見えにくい状態が数時間続きますが、薬の効果が切れたころ自然に元に戻ります。

OCT(光干渉断層計)…近赤外線を利用した眼底の検査機器で、これまで行えなかった網膜の断面の観察が出来るようになり、網膜疾患、特に黄斑部病変の精密な診断が早期かつ正確に行うことができます。

黄斑浮腫の主な治療方法

黄斑浮腫の治療法にはいくつかあります。
まず、上述のような原因となる病気の治療が必要です。それにより浮腫(むくみ)がすぐに解消すれば、いいのですが、なかなか解消せず浮腫(むくみ)が続くと、だんだん網膜の神経が傷み、機能が戻らなくなってしまうことがあります。ここでは、そうならないようにすることを目的とした対症療法について説明します。

外来でできる方法には、ステロイドの局所注射があります。元来、ステロイドには局所の浮腫(むくみ)をとる働きがあることが知られています。そこで、比較的長い期間効果を持続するケナコルトというステロイド製剤を、結膜下(白眼のところ)に注射します。ときに、この薬のために眼圧が上がることがありますので、注射をしたら約一週間後に眼圧測定のために来院していただく必要があります。
また、眼圧が上昇したら、そのための治療(主に点眼薬)をする必要が出てきます。
この方法で効果がない場合には、手術をすることもあります。硝子体手術です。入院の上、局所麻酔で行います。

いずれも、治療後直ちに見えるようになるわけではなく、時間をかけてゆっくり回復を待つ必要があります。発症から治療までの時間が長いと、回復に限度があることもあります。また、上述の黄斑浮腫の原因となる病気の状態によっては、再発を繰り返すことがあります。早めの受診をおすすめします。
副腎皮質ステロイドの眼球内テノン下注射血管からの液体成分を減らし浮腫を軽減します。

上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
当院では網膜・硝子体の担当医による診察を行っております。

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網膜・硝子体専門外来担当医師

  • 新川医師
  • 常勤医師:新川 恭浩(日本眼科学会認定 眼科専門医)

    所属学会:日本眼科学会、日本網膜・硝子体学会、日本眼科手術学会
    PDT講習会受講終了認定医

    平成13年 熊本大学医学部 卒
    平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
    平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
    平成20年 高松赤十字病院 勤務
    平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
    平成26年10月~ 当院勤務

    現在までの白内障手術件数 3000件程度

▼常勤医師

視能訓練士(常勤)3名、看護師(非常勤)1名