網膜細動脈瘤

網膜細動脈瘤の症状・原因の説明です。
当院ではレーザー光凝固術を行っております。
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網膜細動脈瘤とは

網膜の動脈にコブができる網膜細動脈瘤は、高血圧や動脈硬化の人に多くみられる病気です。
男性よりも女性に多く発症するという特徴があります。動脈硬化によって血管の一部に弱い部分ができ、そこに圧が加わって小さな袋のように膨らむことで網膜細動脈瘤が生じます。弱くなった血管の壁はバリア機能も悪くなるため、血液の成分が漏れて網膜にむくみがでたり、破れて出血を起こしたりすることがあります。
時には硝子体に出血を起こして、急に飛蚊症の症状が出たり、黒い影が見えることもあります。
細動脈瘤は蛍光眼底検査をすると、実際にコブがはっきり写ります。

網膜細動脈瘤の主な特徴

高血圧や動脈硬化など、血管の生活習慣病を発症している方は、全身の血管へ常に高い圧力がかかっている状態であったり、硬化した血管が他の静脈を押さえつけるなど、何らかの形で血管を痛めてしまいます。生活習慣病の中で高血圧は特に患者数が多く、眼トラブルを起こしやすいため注意が必要です。

網膜細動脈瘤の主な検査方法

●視力検査

眼底検査…眼底の状態を詳しく調べる検査です。目薬で一時的に瞳孔を大きく開いて行います。光をまぶしく感じたり、近くピントが合わず、 手元が見えにくい状態が数時間続きますが、薬の効果が切れたころ自然に元に戻ります。

蛍光眼底検査…蛍光剤を血管内に送り込み、眼底の血流状態を写し出す事が出来るため、上記の眼底検査よりも精密な眼底写真を撮る事が出来ます。

OCT(光干渉断層計)…近赤外線を利用した眼底の検査機器で、これまで行えなかった網膜の断面の観察が出来るようになり、網膜疾患、特に黄斑部病変の精密な診断が早期かつ正確に行うことができます。

網膜細動脈瘤の主な治療法

自然になかの血液が固まって袋状になった部分を埋め、最終的にはコブがなくなってしまうことも多いものです。出血やむくみも、自然に吸収されていきます。視力もあまり、低下しません。このような場合には、血管強化剤などの薬を内服する程度の治療で十分治ります。しかし、なかには出血を繰り返したり、出血やむくみが網膜の中心部分に及んで、視力が回復しない場合があります。
視野に影響がでる可能性がある場合、レーザー光凝固術を行います。出血が広範囲に広がり、黄斑部分にかかってしまった場合、視力回復は困難です。

上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
当院では網膜・硝子体の担当医による診察を行っております。

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網膜・硝子体専門外来担当医師

  • 新川医師
  • 常勤医師:新川 恭浩(日本眼科学会認定 眼科専門医)

    所属学会:日本眼科学会、日本網膜・硝子体学会、日本眼科手術学会
    PDT講習会受講終了認定医

    平成13年 熊本大学医学部 卒
    平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
    平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
    平成20年 高松赤十字病院 勤務
    平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
    平成26年10月~ 当院勤務

    現在までの白内障手術件数 3000件程度

▼常勤医師

視能訓練士(常勤)3名、看護師(非常勤)1名